親族だけでも思い出に残る!結婚式の演出ヒント集

目次

1.親族のみの結婚式とその魅力

“親族のみで行う結婚式は、一般的な大々的な結婚式に比べて親近感が溢れ、一人ひとりの思い出が深く刻まれることがその大きな魅力です。

特に、ゲストが親族のみとなると、新郎新婦が普段から接している人々に囲まれて式を挙げることができます。これにより、心地良い緊張感を保ちつつも、安心感を感じるなどのメリットが生まれます。

また、親族だけの結婚式は、結婚式に必要なスペースや予算、演出などについて自由度が高まります。これにより、新郎新婦や親族の意見をより具体的に反映したオリジナリティ溢れる演出を計画しやすくなります。

さらに、親族だけの結婚式では、絆を深める機会にもなります。共通の思い出を作り、家族関係をより密接にすることができます。親族全員での幸せな時間を共有することで、家族一人ひとりと新郎新婦の絆が深まることでしょう。

親族だけでの結婚式は、深い絆と特別な思い出を作る絶好の機会です。ぜひ、この魅力を最大限に活かしてみてください。

2.親族のみの結婚式で可能なこだわりの演出

(1)個別招待状・個別ギフトの用意

親族のみの結婚式では、参加者が限られるため、一人ひとりに対する心遣いが可能です。その一つとして、個別の招待状やギフトの用意が挙げられます。

招待状は、通常のものに加えて、一人ひとりの関係性や思い出を盛り込むことで、よりパーソナルなメッセージを伝えることが可能になります。たとえば、表面には新郎新婦からのメッセージを、内面には共有した想い出や写真を配置するといった工夫が考えられます。

一方、ギフトもまた一人ひとりの好みや趣味に合わせたものを用意することで、感謝の気持ちを具体的に示すことができます。例えば、音楽好きの叔父には特別なCD、趣味が料理の伯母にはオリジナル調味料など、選ぶ楽しさもあります。

これらを通じて、参加者全員が自分たちの結婚式に深く関与していることを感じ、一層の思い出深さを生むことが期待できます。

(2)ウェディングツリーの作成

ウェディングツリーは、親族だけの結婚式に是非取り入れたいアイディアの一つです。ウェディングツリーとは、具体的には、新郎新婦の樹(木)のイラストが描かれたキャンバスやボードに、出席者全員が指でスタンプを押して葉っぱを増やすというものです。参加者全員が葉っぱのスタンプを押すことで、家族の絆を象徴する木が完成します。

参加者の名前やメッセージを一緒に書き込むことも可能です。完成したウェディングツリーは、新居のインテリアとして飾って楽しむことができます。特に親族だけの結婚式では、家族の絆を感じられるエピソードを共有しながら、一緒に木を育てるという演出が有効です。

【ウェディングツリーの作成ステップ】

  1. ツリーの素材選び:キャンバス、紙、木材など
  2. ツリーのデザイン描き:専門のアーティストに依頼するか、自分たちで描く
  3. インクの色選び:結婚式のテーマカラーや、季節に合わせる
  4. 当日、ゲストに指でスタンプを押してもらう
  5. メッセージを書き込んでもらう

以上のステップで、あなただけの特別なウェディングツリーが完成します。

(3)新郎新婦も一緒に食事を楽しむ

親族のみの結婚式では、新郎新婦もゲストと一緒に食事を楽しむことが可能です。大人数の結婚式では難しい、このアットホームな演出が特徴的なポイントとなります。

まず、新郎新婦が各テーブルを回りながら皆と一緒にお食事をするスタイルです。これにより、親族との絆を深めることができます。また、新郎新婦が料理の紹介をすることで、一層親しみやすい雰囲気を作り出すこともできます。

次に、新郎新婦が自らエプロンをつけて、特製料理を作ってみるのもおすすめです。ここで料理を作る際のエピソードを共有することで、会場全体が一体感に包まれます。

これらの演出を通じて、親族のみの結婚式は、新郎新婦とゲストが一緒に楽しむ時間を過ごせる温かい場所になります。

(4)家系図プロフィールブックの利用

親族限定の結婚式では、参加者全員が深く結びついた一族であるため、家系図プロフィールブックを利用するという演出は非常に効果的です。本来は披露宴で新郎新婦の家系と経歴を紹介するためのものですが、参加者全員のプロフィールを一冊のブックにまとめることで、家族間の絆を深めることができます。

具体的な作り方や活用方法は以下の通りです。

・まず、家系図をはじめとする基本情報をまとめます。これには、新郎新婦の両親や兄弟姉妹、そして参加する親族全員の写真と名前、家族間の関係性などを記載します。

・次に、各人のエピソードや趣味、特技などを加えると更に一体感が増します。

・最後に、このプロフィールブックを結婚式当日に全員に配布します。

このように、家系図プロフィールブックを活用することで、一族間の絆や理解を深めるだけでなく、思い出に残る演出となるでしょう。

3.アットホームで心温まる演出アイデア

(1)新郎新婦のゲスト紹介

親族のみの結婚式では、新郎新婦が各ゲストを紹介するという演出が可能です。この演出は、新郎新婦がゲスト一人一人とのつながりを深めることができ、アットホームな雰囲気を盛り上げます。また、ゲスト同士の交流も広がります。

新郎新婦がゲストを紹介する際には、以下のポイントを心掛けてみてください。

ポイント説明
親族との関係性新郎新婦がゲストとどのような関係であるかを紹介します。
エピソードゲストと共有してきた思い出話やエピソードを披露します。
感謝の言葉普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを述べます。

このように、新郎新婦がゲスト一人ひとりを大事に思っているというメッセージを伝えることで、親族全員が結婚式を一層楽しむことができます。

(2)新郎新婦や親族の余興

親族だけの結婚式では、新郎新婦や親族の余興が一層盛り上がる要素になります。一般的な余興としては、歌唱やダンス、スピーチなどがありますが、親族だけの親密な空間だからこそ、よりパーソナルな演出が可能です。たとえば、家族が一緒に成長してきたエピソードを共有したり、特技を披露したりすることで、ゲストとの結びつきを深めることができます。

具体的な余興の例を以下に紹介します。

  1. 家族写真を使ったクイズ
  2. 自家製ビデオメッセージ
  3. 親族の特技披露
  4. 結婚エピソードの紹介

これらの余興は、親族全員が参加しやすく、また、新郎新婦の人間性や家族の絆をより深く理解する機会にもなります。このようなオリジナリティあふれる余興が、親族だけの結婚式を一層特別なものにしてくれるでしょう。

(3)ゲスト参加型のゲーム

ゲスト参加型のゲームは、親族のみの結婚式における楽しみの一つです。緊張をほぐし、会場全体を和ませる役割があります。以下に、親族のみの結婚式で盛り上がるゲームの例を三つご紹介します。

1.「新郎新婦クイズ」
新郎新婦が出題者となり、自分たちに関するクイズを出題。親族間でのコミュニケーションを深める機会にもなります。

2.「昔の写真当て」
新郎新婦の幼少期の写真を見せ、どちらの子供時代の写真かを当てるゲーム。思い出話が弾むきっかけにも。

3.「ビンゴゲーム」
披露宴の定番ですが、親族だけならではの進行や景品選びで一味違ったビンゴゲームが楽しめます。

以上のようなゲームを取り入れることで、親族同士の絆を深めるとともに、結婚式を一層楽しむことができます。

(4)思い出アルバムの作成

親族だけの結婚式では、ゲスト全員との絆を深めるために、思い出アルバムの作成がおすすめです。事前に家族や親族から幼少期の写真やエピソードを集めて、結婚式当日に披露することで、会場全体を一体感で満たすことができます。

アルバムは、新郎新婦の生い立ちや家族の歴史を綴り、親族間の絆を深める絶好のチャンスです。また、自分たちのエピソードを共有することで、ゲスト全員が結婚式に深く関与する感覚を持つことができます。

さらに、アルバムを作成する過程自体も新郎新婦と家族が一緒になって思い出を振り返る楽しい時間となります。そして、結婚式後もゲストに配布すれば、素敵な記念品となります。

このように、思い出アルバムの作成を結婚式の演出に取り入れることで、より深い絆と思い出が生まれる親族限定の結婚式を実現できます。

4.少人数ならではのお出迎えと盛り上げの演出

(1)思い出がよみがえる家族写真パネルでのお出迎え

親族だけの結婚式では、よりパーソナルな演出が可能です。その一つが、「思い出がよみがえる家族写真パネル」でのお出迎えです。まず、新郎新婦の両家の家族写真や、新郎新婦の幼少期の写真などを集めて、パネルに貼り付けます。これらの写真は、結婚式の前日までに準備しておくと良いでしょう。

会場入口にこのパネルを設置することで、ゲストが会場に入る瞬間から、新郎新婦とともに過去の思い出を振り返ることができます。このパネルを見ることで、ゲストは新郎新婦の生い立ちや家族の絆を感じ、さらに結婚式に対する期待感を高めることができます。

この演出は、親族だけの結婚式にふさわしい、家族の絆を強く感じられるものです。思い出の写真を共有することで、家族間の絆を深めることができるでしょう。

(2)全員に赤いストローを配り明るく元気に乾杯

親族だけの結婚式で、一体感を生む演出として推奨したいのが「全員に赤いストローを配り、明るく元気に乾杯」です。

まず、赤色のストローを用意します。この色は情熱や活力を象徴するため、晴れの場での使用にピッタリです。そして、色が一緒ならではの統一感が会場全体を満たします。

会場に入ったゲスト一人ひとりに、新郎新婦が直接、この赤いストローを手渡しましょう。その際、笑顔とともに一言ずつ温かい言葉を添えると、親族の絆を深めると同時に、ウェディングパーティーの高揚感を引き立てます。

そして、乾杯の時間。全員が赤いストローで一斉にグラスを傾ける瞬間は、お二人の新たな門出を祝う、印象深いシーンになるでしょう。

このような工夫で、少人数ながらも心から楽しむことができる結婚式を演出してみてはいかがでしょうか?

(3)新郎新婦が明るく楽しくゲスト一人ずつを紹介

親族のみの結婚式では、新郎新婦が明るく楽しくゲスト一人ずつを紹介する演出がおすすめです。少人数ならではのメリットを活かしましょう。

まずは新郎新婦が自分たちの関係性やエピソードを交えながら、ゲスト一人ひとりを紹介します。これは、新郎新婦が親族との絆を称えるとともに、親族間のコミュニケーションを深める機会にもなります。下記に一例を示します。

【新郎新婦からの紹介例】

  • おじいちゃん:私たちがこうして結婚式を挙げられるのも、おじいちゃんの育ててくれたお父さんのおかげです。いつもありがとう。
  • おばあちゃん:私たちが幸せになれるよう、いつも背中を押してくれるおばあちゃん。これからもよろしくね。

このような紹介は、親族のみの結婚式だからこそ深い感動を呼ぶでしょう。

(4)オンラインも親族限定で気兼ねなくリアルと両立

「親族のみ」の結婚式では、現代のテクノロジーを活用してさらにアットホームな雰囲気を演出することが可能です。それが、オンラインとリアルを両立させる方法です。

具体的には、ZoomやSkypeなどのビデオ通話アプリを活用し、遠方の親族も参加させるというもの。会場に来られない親族も一緒にお祝いすることが可能になり、家族全員で一体感を感じることができます。また、リアルタイムでの反応を共有することができるので、場の雰囲気をそのまま伝えることが可能です。

また、この方法ならば新郎新婦も一緒になって参加者全員とコミュニケーションを取ることができます。結婚式自体が親族で行われるため、気軽に会話を楽しむことができ、より深い絆を感じることができるでしょう。

ただし、オンラインとリアルを両立させるためには、事前の準備が必要です。参加者に対してアプリのインストールや操作方法を説明する、当日の通信状態を確認するなど、細部まで計画を立てることが大切です。

このようにオンラインを取り入れることで、親族だけの結婚式でも新たな演出を加えることができます。

5.少人数ならではのおもてなし演出

(1)ふたりがシェフになって料理を仕上げ、親にサーブ

新郎新婦自らエプロンをまとい、キッチンに立つ。それはまさに一生に一度だけのスペシャルな演出です。親族のみの結婚式ならではの、少人数だからこそ実現可能なこの演出は、親への感謝の気持ちを形にする絶好の機会となります。

まずは、新郎新婦が一緒にお料理を作ります。それが何かは、二人の思い出に残るメニューであれば良いですね。それが完成したら、それぞれの親へと運びます。この瞬間、親子の絆を感じられる特別な時間となり、ゲストたちにも温かい気持ちを伝えることができるでしょう。

また、料理の選択や調理過程をビデオ撮影し、後日親族にプレゼントするのも良いでしょう。ふたりの思い出が詰まった一皿を通じて、新生活への歩みを支えてくれる親族へ感謝の気持ちを伝えることができます。

(2)喜ばれる引出物を家族単位で選び、心を込めて手渡し

親族のみの結婚式では、引出物選びも工夫が必要です。その一つが「家族単位での引出物選び」です。これは、招待された家族の好みやライフスタイルに合わせて、1つのギフトを選ぶというものです。

例えば、家族全員が読書好きなら、一組の本を、また家族全員で旅行に出かけるのが好きなら、旅行用品を選んでみてください。また、親族に特別感を感じさせるためには、直接手渡すことも大切です。式の途中や終わりに時間を設けて、新郎新婦から直接引出物を手渡しましょう。

これらの演出によって、親族のみの結婚式はより深い絆を感じる場となります。

【表】

ギフトの例適している家族の特徴
一組の本読書好きな家族
旅行用品旅行好きな家族

(3)ゲスト一人ひとりに宛てたメッセージカード

親族だけの結婚式では、ゲストへの感謝の言葉をメッセージカードに綴ります。これは、通常の結婚式では難しい一手間であり、少人数だからこそ可能な演出です。

まず、カードの選び方ですが、新郎新婦のテーマカラーや好みに合わせて選びましょう。また、手作りするのも一つの方法です。手作りすることで、ゲスト一人ひとりへの思いが伝わりやすくなります。

次に、メッセージの内容ですが、親族一人ひとりとの思い出や、感謝の気持ちを綴ります。言葉にすることで、ゲストも新郎新婦の感謝の気持ちを強く感じ、結婚式がより印象深いものになるでしょう。

このように、親族だけの結婚式では、ゲストへの感謝を表現するメッセージカードが大切な演出となります。

6.少人数結婚式を成功させるために考えておきたいこと

(1)招待人数と会場の利用条件の確認

親族だけの結婚式を成功させるためには、まず「招待人数」と「会場の利用条件」をしっかりと確認し、それに合ったプランを選びましょう。

招待人数は、親族のみを招待するのであれば、両家の親族の人数を正確に把握することが大切です。結婚式は家族一人ひとりが参加しやすい親しい人たちだけの場にしたいという想いがあるため、人数はそこまで多くならない可能性が高いです。

また、会場の利用条件については、少人数向けのプランがあるか、会場使用の上限時間や料金、設備やサービス内容など詳細を確認しましょう。特に少人数結婚式では、標準的なプランから逸脱することが多いため、自由度の高い会場を選ぶとスムーズです。

項目確認内容
招待人数両家の親族人数
会場の利用条件少人数向けプラン、使用時間・料金、設備・サービス内容

これらを踏まえ、無理なく素敵な結婚式を実現しましょう。

(2)参加人数に合った会場・演出の選択

親族だけの結婚式には、参加人数に合った会場選びが欠かせません。少人数ならではの落ち着いた雰囲気を活かすために、プライベートな空間が確保できるレストランやカフェ、自宅などがおすすめです。

また、演出も参加人数に応じて選びましょう。例えば、人数が少なければ全員参加できるゲームなどが楽しめます。また、オンラインを活用した演出も一考です。遠方の親族とも共有できますし、同時にリアル会場の雰囲気も生かせます。

メリットデメリット
少人数向け会場:プライベート感のある空間会場選びに時間がかかる可能性
全員参加型ゲーム:親族全員で楽しめる準備や進行が必要
オンライン演出:遠方の親族も参加可能インターネット環境の確認が必要

参加人数に合わせた設定を行い、親族だけの特別な結婚式を目指しましょう。

7.まとめ

まとめとして、親族のみの結婚式は人数が少ない分、一人一人に対する心遣いやこだわりを表現しやすいという特徴があります。邪魔にならない程度に個々の招待状やギフトを用意すること、家族の絆を象徴するウェディングツリーを作成すること、新郎新婦自身がゲスト一人ひとりを紹介するゲスト紹介など、親族限定だからこそできる演出が豊富にあります。

また、アットホームな雰囲気作りには新郎新婦や親族の余興、思い出アルバムの作成なども効果的です。そして、お出迎えやおもてなしの演出も工夫次第で印象深いものになります。

しかし、会場選びや人数の調整など、少人数結婚式を成功させるためには事前の準備や計画が重要です。ぜひ本記事の内容を参考に、あなたらしさ溢れる親族のみの結婚式を演出してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

結婚式や会社イベント、学園祭など非日常の出来事をもっと印象的にするための情報をおまとめ!アイデア探しにお使いください!

目次