ゲストからの喝采！2023年の結婚式流行演出とは？

February 18, 2024

1.はじめに

2023年の結婚式流行演出の紹介

2023年の結婚式流行演出は、新郎新婦とゲストが一体となり楽しめるものが多く見受けられます。最近では、ただ見るだけではなく参加することで盛り上がる“参加型演出”が注目を浴びています。

また、エコやSDGsに配慮した演出や、デジタルテクノロジーを活用した演出も増えつつあります。個性を活かし、自分たちらしさを表現するためのアイデアが豊富に取り入れられています。

また、コロナ禍により「密」を避ける傾向があるため、少人数でも楽しめる演出が流行りの一つになっています。ゲストの心に残る、感動的な一日にするための演出をご紹介します。

以下に具体的な演出をまとめてみました。

挙式演出	披露宴演出	参加型演出
ファーストミート	プロジェクションマッピング	フォトブース
ユニティキャンドル	ゲスト参加型のフラッシュモブ	果実酒作り
植樹の儀	新郎新婦のソファー席	ウェディングツリー

これらの演出は、2023年の結婚式で特に人気が出そうなトレンドです。

2.新たなトレンド：挙式での人気演出

ファーストミートの導入

最近話題になっている結婚式の新たな演出として、「ファーストミート」があります。これは新郎新婦が挙式前に、お互いの晴れ姿を初めて見る瞬間をプライベートな時間で過ごすという演出です。

まず、新郎は指定された場所で待機します。次に、新婦がゆっくりと登場し、背後から新郎に近づきます。この瞬間、二人だけの時間を共有し、結婚式の開始前に感動や喜びを味わうことができます。

ファーストミートの特徴とメリット：

特徴	メリット
二人だけの時間	落ち着いた雰囲気で感動を共有
感動の第一印象	共有する喜びを最大化
緊張の解消	挙式前のリラックス効果

このように、「ファーストミート」は新郎新婦が結婚式の舞台に立つ前に、心を通わせる特別な時間を設けることができる新しいトレンドなのです。

ユニティキャンドルの活用

ユニティキャンドルは、新郎新婦が一緒にロウソクの火を灯すという、海外から取り入れられた美しい演出です。二人の個々の生活が一つに結ばれる象徴であり、その儀式を目の前で行うことでゲストも感動を共有します。

具体的な流れは以下の通りです。

新郎新婦それぞれが個々のキャンドルに火を灯す
二人で中央の大きなキャンドルに火を灯す

こうした一連の動作は、二人の愛情が深まり、一つに結ばれることを象徴します。ユニティキャンドルは、その場の雰囲気を一層華やかにし、ゲストに感動的な時間を提供することが期待できます。

植樹の儀というエコな演出

2023年の結婚式流行演出の一つとして、「植樹の儀」が注目を集めています。この演出は、新郎新婦が一緒に苗木を植えることで、二人が共に新たな生命を育み、成長していくという象徴的な意味を持ちます。

行程	説明
1.挙式前	プランナーと相談し、植樹する種類の選定
2.挙式時	新郎新婦が共に苗木を植える
3.挙式後	写真撮影や順次ゲストにも参加してもらったりする

さらに、この演出はエコフレンドリーなものであり、自然環境への配慮を表現することができるため、ゲストからも好評を得られるでしょう。一生に一度の大切な日に、「植樹の儀」で自然への思いやりの心を形にしてみてはいかがでしょうか。

3.披露宴での話題性演出

プロジェクションマッピングによる壮大な演出

2023年の結婚式のトレンドとして注目されているのが、プロジェクションマッピングを使用した壮大な演出です。これは、映像技術を活用して会場全体に美しい映像やパターンを投影し、非日常感あふれる空間を作り出すものです。

具体的には、新郎新婦の思い出の写真やビデオを投影したり、季節の風景やオーロラなどの自然の映像を用いて幻想的な雰囲気を醸し出します。さらに、音楽と映像がリンクして動くことで、ゲストに圧倒的な感動を提供します。

ただし、プロジェクションマッピングは専門的な技術が必要となるため、専門家と事前にしっかりと打ち合わせをすることが大切です。予算とのバランスも考えながら、最高の一日にするための演出を計画しましょう。

ゲスト参加型のフラッシュモブ

2023年の結婚式において、親しいゲストが主役となり得る「ゲスト参加型のフラッシュモブ」が話題を呼んでいます。この演出は、新郎新婦とゲストが一緒になってサプライズパフォーマンスを披露するもので、参加型の体験として人気です。

具体的には、事前にゲストがダンスの振り付けを覚えておき、披露宴の途中突然音楽が流れ、ゲストが立ち上がってダンスを始めるという演出です。

この演出の成功の鍵は、全員が楽しく参加できるようなシンプルなダンスと、事前の練習時間の設定です。また、新郎新婦が予想しないタイミングでのパフォーマンスを行うことで、サプライズ感を高めます。

ただし、あまりに多くのゲストが参加すると混乱する可能性もあるため、参加者の選定やその後の進行については、事前にプランナーと相談することをおすすめします。

新郎新婦の席をソファーにすることによるカジュアルさ

2023年の結婚式で流行りつつあるのが、「新郎新婦の席をソファーにする」という演出です。これは、従来の高砂のような堅苦しいスタイルから一新し、ゲストと新郎新婦との距離を縮める新たな試みです。

具体的な形式としては、以下の表にまとめました：

席の配置	効果
ソファー配置	リラックスした雰囲気作り
テーブル近く	ゲストとの距離感縮小

通常、新郎新婦が高砂で一段高く座るのに対し、ソファー配置ではフラットな位置関係が生まれます。これにより、結婚式全体がカジュアルで親しみやすい雰囲気となります。

また、テーブル近くに配置することで、新郎新婦がゲストと直接会話を楽しむことも可能となります。これにより、ゲストは新郎新婦と一緒にお祝いの時間を過ごす、という結婚式本来の意義を実感できるでしょう。

このように、新郎新婦の席をソファーにすることによる演出は、結婚式をより自由で楽しいものに変えることが可能です。

4.和婚のおすすめ演出

人力車入場の取り入れ

和婚において話題を呼んでいるのが、「人力車入場」の演出です。新郎新婦が人力車に乗って会場へ華やかに登場すると、ゲストからは驚きと歓声が上がります。

【特徴】

独特の雰囲気：昔ながらの日本の風情を感じさせる人力車は、和婚の雰囲気を一層高めてくれます。
感動的な登場：新郎新婦が人力車から下りる瞬間は、ゲストにとっても感動的な瞬間となります。

【ポイント】

撮影のチャンス：人力車入場は、フォトジェニックなシーンが多いので、写真や動画で残すことをおすすめします。
安全確認：事前に人力車の運行ルートや安全対策を確認しておくことが大切です。

新しい挑戦として、是非「人力車入場」をご検討ください。

鯛の塩釜焼き開き

「鯛の塩釜焼き開き」は、2023年の和婚演出の中でも特に注目されています。この演出は、新郎新婦が一緒に鯛の塩釜を開き、その美味しそうな香りとともに会場全体が祝福の雰囲気に包まれるというものです。

まず、新郎新婦がステージ上で扱いやすいように、あらかじめ準備された特大の鯛の塩釜を前に置きます。そして、一緒に木槌で塩釜を割り、中から美味しそうな鯛が現れる瞬間は、視覚だけでなく香りでもゲストを楽しませます。

これはただの食事提供ではなく、新郎新婦の共同作業として「2人で1つの障害を乗り越える」という象徴的な意味合いも含んでいます。そのため、視覚的な楽しさとともに、心に残る感動も提供することが可能です。

5.ゲストと一緒に楽しむ参加型演出

フォトブースによる写真撮影

フォトブースによる写真撮影は、ゲストが参加する楽しい演出の一つです。結婚式場に設けた専用スペースに、さまざまな小道具や衣装を用意して、ゲストが自由に写真撮影を楽しめる仕組みです。下表はその一例です。

小道具	説明
フレーム	フレーム内に顔を入れて撮影。新郎新婦の名前や結婚式の日付が入ったオリジナルデザインも人気です
プロップス	笑顔マークやハート、コメント入りのパネルなど、写真を盛り上げるアイテム
衣装	お面や帽子、ネクタイ等、変装して楽しむアイテム

さらにこのフォトブースでは、撮影した写真をSNSにアップロードすることで、参加者間で共有することも可能です。これにより、結婚式が終わった後も楽しい思い出を振り返ることができます。

果実酒作りでの一体感

結婚式での新たな参加型演出として注目を集めているのが、「果実酒作り」です。この演出では、新郎新婦とゲストが一緒に果実酒の仕込みを行い、その一体感を楽しむというものです。

まず、新郎新婦が選んだ果実とお酒を用意し、それをゲスト全員で混ぜ合わせます。これにより、良い意味での「手作り感」が生まれ、結婚式がより一体感を持ったものとなります。

また、この果実酒は仕上がるまでに数ヶ月を要するため、新郎新婦とゲストが同じタイミングで味わい、その時に再び結婚式の思い出を振り返る機会ともなります。

1. 果実酒作りの流れ

新郎新婦が果実とお酒を選ぶ
ゲスト全員で混ぜ合わせる
数ヶ月後に完成し、共に楽しむ

このように、「果実酒作り」は一緒に何かを作り上げる経験を通じて、新郎新婦とゲストが一体となる楽しい演出となっています。

ウェディングツリーでの思い出作り

ウェディングツリーとは、ゲスト全員で作り上げる絵画のようなもので、記念に残る参加型の演出です。この活動は、新郎新婦が初めて一つの大きな木を育てるシンボルとしているため、結婚式における一つのハイライトと言えます。

具体的な流れとしては、まず、新郎新婦が描いた「木」の絵の下に、ゲストがそれぞれ指でスタンプを押し、「葉」をつけていきます。色んな色のインクパッドを用意すれば、一つ一つの「葉」がゲストの個性となり、一層華やかなウェディングツリーが完成します。

その後、このウェディングツリーは新居で飾ることができ、毎日見ることで結婚式の思い出を振り返ることが可能です。また、ゲストも自分が参加した形跡を見つける楽しみがあります。

参加型演出として、ウェディングツリーは一体感を生むことから、2023年の結婚式流行りの演出として推奨されます。

6.感動を呼ぶ料理・ドリンクの演出

オープンキッチンの活用

料理がどのようにして作られるのかをゲストに見せる「オープンキッチン」は、2023年の結婚式での流行演出の一つです。

オープンキッチンは、シェフが目の前で料理を作るスタイルで、ゲストにとって非日常的な体験となります。また、新郎新婦がシェフと共に料理を作ることも可能で、これにより一層の感動を呼び起こすことができます。

また、オープンキッチンは、新郎新婦がゲストへの感謝の気持ちを料理を通して伝える素晴らしい機会でもあります。シェフの語り、食材へのこだわり、調理過程の美しさなどは、料理の味だけでなく、物語も楽しむことができます。

ゲスト一人ひとりに心地よい時間を提供するため、オープンキッチンは2023年の結婚式で見逃せない演出となるでしょう。

ウェルカムドリンク・フードでのおもてなし

2023年の結婚式流行演出においては、披露宴の開始前からゲストを楽しませる「ウェルカムドリンク・フード」が注目されています。

具体的には、来賓が会場に到着した際に、美味しいドリンクや軽食を提供することで、待ち時間を有意義に過ごしてもらうというものです。その内容は、新郎新婦のこだわりやテーマに合わせたものを選ぶことで、より雰囲気を盛り上げます。

例えば、ドリンクならば季節のフルーツを使ったカクテルや、地元の特産品を生かしたドリンクなど。フードについては、手軽につまめるカナッペや、見た目も可愛いプチデザートなどがオススメです。

このように、ウェルカムドリンク・フードは、ゲストへの心遣いとともに、パーティーの序章を飾る大切な演出となります。

7.演出を取り入れる際のポイント

演出は詰め込み過ぎないこと

結婚式の演出は、自分たちの個性を反映させられる大切な要素ですが、その一方で、その数や内容を詰め込み過ぎると、逆にゲストが疲れてしまったり、本来の目的である「新郎新婦の幸せを祝う」雰囲気が薄れてしまうこともあります。

【表1：適切な演出の数】

タイプ	演出の数
挙式	1〜2つ
披露宴	3〜4つ

上記の表は一例ですが、挙式では特に神聖な雰囲気を保つため、抑制的に。一方で、披露宴では楽しさを重視して多めにというのが一般的です。

また、演出を考える際は、必ずしも新郎新婦が主役でなく、ゲストが参加できるものを選ぶことをおすすめします。ゲスト全員が楽しめれば、本当の意味で「共有の喜び」が生まれます。

最後に、演出の計画はプロのウェディングプランナーとしっかり相談しましょう。あなたのアイデアを最大限に活かしてくれるだけでなく、無理のないスケジュール調整なども行ってくれます。

みんなが楽しめる演出を選ぶこと

結婚式は、新郎新婦だけのものではなく、ゲスト全員が一緒に楽しむ場でもあります。それぞれのゲストが式の一部を体験できるような演出を選ぶことで、より感動的で印象的な結婚式になるでしょう。

具体的な例として、「フォトブース」を設置すると良いでしょう。ゲスト自身が自由に写真を撮影できるスペースを提供することで、自主的な参加が可能となります。また、撮影した写真はその場でプリントアウトすることができるため、お土産にもなります。

また、「果実酒作り」も参加型演出としてオススメです。新郎新婦と一緒に果実をジャーに入れて自家製の果実酒を作るという演出は、ゲスト全員が一体感を持つことができます。

これらの演出を取り入れれば、新郎新婦だけでなくゲスト全員が結婚式を楽しむことができます。ただし、無理に多くの演出を取り入れるのではなく、ゲストの年齢や性格を考慮した上で、適切なものを選ぶようにしましょう。

プランナーとの相談を怠らないこと

結婚式の流行演出を取り入れる際に大切なのが、プロフェッショナルであるウェディングプランナーとのしっかりとしたコミュニケーションです。

まずは、あなたが希望する演出を具体的に伝えましょう。用意されたオプションから選ぶだけでなく、オリジナリティを追求することも可能です。その後、プランナーと共に進行の確認や試験的なリハーサルを行います。これにより、当日スムーズに演出を行える構想を立てることができます。

また、ゲストの反応や会場の制限なども考慮に入れるため、プランナーの意見を尊重することも重要です。自分たちの理想の結婚式を実現するためには、信頼できるプランナーと協力して、最高の一日を作り上げましょう。

8.まとめ

2023年の結婚式流行演出の要点まとめ

2023年の結婚式流行演出は、特にゲストの参加を意識したものが多く見られます。

挙式では、ファーストミートやユニティキャンドルといった新しい演出が人気です。環境への配慮から植樹の儀も選ばれています。
披露宴では、壮大なプロジェクションマッピングやゲスト参加型のフラッシュモブが話題となっています。また、新郎新婦の席をソファーにすることで、よりカジュアルな雰囲気を作り出しています。
和婚では、人力車入場や鯛の塩釜焼き開きなど、伝統的な演出が新鮮さを提供します。
更に、オープンキッチンの活用やウェルカムドリンク・フードでのおもてなしといった料理・ドリンクの演出も重要です。

こうした演出を選ぶ際は、演出を詰め込みすぎず、みんなが楽しめるものを選ぶこと、そしてプランナーとの相談を怠らないことがポイントです。

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